日本語学校で使われる絵教材や文字カード - 日本語学校に勤務する専任講師・非常勤講師

日本語学校で使われる絵教材や文字カード

日本語学校の初級クラスにおいては一般に絵教材や文字カード、実物などの果たす役割が大きいといえます。

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特に直説法で教える場合がそうですが、日本語学校の学習者の理解の助けとなります。


しかしそれらがそろっていても的確に使えなければ、効果は半減してしまいます。


絵カードは言葉の力をあまり借りずに日本語学校で文型や語彙の導入あるいは文型ドリル、会話練習を行う際の手助けとして使います。



したがって絵が何を表しているのか、だれが見てもおおむね納得できるものでなければいけません。絵を見せられた側はその絵を一生懸命自分なりに解釈しようとします。

いろいろな解釈を招くような余計な要素が混じっていたり、主題より別な何かのほうが印象強くなったりしていないか注意が必要です。


たとえば車という言葉を導入するときに、大きな道や運転する人まで描いたら学習者の視点によってそれは運転手や道路、運転するなどいろいろなイメージ、解釈になり得てしまいます。
当たり前のことですが、猫がちゃんと(犬やクマではなく)猫に見えることが大切です。絵がわかりづらかったり稚拙だったりすると、見る側の負担になったり興ざめさせたりする結果となります。さらにまずい場合は、教師の知らぬ間に間違った知識が植えつけられることだってあり得ます。


カードの字は一番後ろの学習者にもちゃんと見えるように、大きく太めの字で書きましょう。
必要に応じてかなを振ったりローマ字を併記したり、色を使ったりすることが考えられます。



また特に入門期においては、学習者が混乱しないよう癖のない字体であるよう配慮が必要です。